誰もやっていないお風呂の寒さ対策!ポイントは「足と窓」!

ユニットバス

とうとう寒い冬がやって来ました。冬と言えば真っ先に温かいお風呂を想像してしまいます。

でも、そんなお風呂が寒いという方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

近年では、ヒートショックによりお風呂場で倒れてしまう高齢者の方も増えているほどです。

そこで、今までやっていそうで誰もやっていなかった、お風呂の寒さ対策についてご紹介したいと思います。

寒い部屋を暖めるだけが寒さ対策ではない!

脱衣場が寒い場合、まず室内を暖房器具などで温めます。

お風呂場の脱衣場の寒さ対策は、これでよいと思うのです。しかし、風呂場の中は水を使うのでそうはいきません。

そこで、まず「窓」を断熱材で冷気が入ってこないように遮断します。

風呂1

920×830 の大き目の窓です。寒い!

断熱材1

購入したのは、ホームセンターで売っていた「カネライトフォーム」という断熱材です。

断熱材2

窓枠の寸法に合わせてマジックなどでラインを入れます。

断熱材3

厚さは30mmのしっかりした厚さのものを購入しました。

断熱材4

厚いので何回も同じところを切ります。新聞紙などを敷いてから作業して下さい。

断熱材5

とっての穴は、箸などであけましょう。

断熱材

断熱材

ひもを断熱材の端から10㎝程度離し、中央部分に取り付けます。

断熱材6

これで完成です。

私がおすすめする断熱材は、「スタイロフォーム」や「カネライトフォーム」という断熱材で、厚さが30mmのしっかりしたタイプです。(厚さが薄いと割れやすいです。)

発砲スチロールは切りくずがたくさん出るので、おすすめできません。(注意!)

窓の寒さ対策として、DIYで簡易的に内窓を付ける方法も考えました。

内窓のメリットとしては、明るさを確保できるところですが、デメリットはカビが生えた後の処理です。

風呂に入るのは夜なので、明るさはあまり関係ないかなと思い私は断熱材を選びました。

風呂の窓の寒さ対策は、カビの処理が楽な断熱材がおすすめです。

足湯をしながら体を洗う!寒さ対策にはこれが一番効果的!

次に、一番大事なポイントです。

それは、洗い場で体を洗う時の「足」を暖めるという事です。

これをやるかやらないかで、洗い場での暖かさはもちろん風呂上りのぽかぽか感が違ってくるのです。

この方法は、アパートなどのユニットバスでシャワーだけで済ませている方にもおすすめの方法です。

やり方は簡単で、洗い場に上がったら大き目の桶や足湯用のバケツなどに我慢できるほどの熱めのお湯を入れて、そこに足を入れながら頭や体を洗うというやり方です。

簡単に言えば、「足湯をしながら頭や体を洗う」という事です。

ここで注意してほしいのは、「バスチェア」に座った状態で足湯をして欲しいという事。

桶などにお湯を張り足湯をして立つと滑ってとても危険なので、必ず座ってください。

また、足に付けたお湯は寒いとすぐに冷めてしまうので、冷たくなる前にお湯を交換するといいでしょう。

足が両方入ればこの様な桶で十分です。

足湯に使う桶

それでも寒いという方は、片手で頭を洗い片手で体にシャワーを流します。

私は寒い1番風呂の時にこれをすることがありますが、片手で髪の毛を洗う場合「洗髪ブラシ」があると片手で洗う事ができます。

サクセス 頭皮洗浄ブラシ ふつう

これは私が使っている洗髪ブラシです。

出来るだけ家族皆が連続してお風呂に入る

これもかなり違います!

1番風呂はやはり寒いですが、1番目の直後の2番風呂やその直後の3番風呂はとても暖かい。

うちの家族は皆、1番風呂が寒いのですごく嫌がります。

なるべく間を置かず、連続して入れば浴室も脱衣場も暖かく、寒さを感じる事はないでしょう。

面倒でも天井に付いた水滴は小まめに処理しよう!

寒くなるとお風呂の天井に、必ずと言っていいほどできるのが結露による水滴です。

この水滴が寒さの原因の一つにもなっているんです。

放置しても雨の様にぽたぽたと落ちてきて非常に冷たいので、我が家では寒い時期にお風呂の天井に付いた水滴の処理は私の役目です。

この水滴の処理は、今までにハンドワイパーや窓の結露取りなどで取っていましたが、どの方法も処理した水が自分にかかって冷たいのです。

でも最近になって、天井のカビ掃除をしていた時に「これだ!」と思う出来事が。

そう「スポンジ」だったのです。水滴をスポンジでスッと一拭きするだけで、水を吸い取ってくれるのでほとんど自分にかかることがありません。

いっぱいになったら、スポンジを絞るだけでまた使えます。使用するスポンジは浴槽を洗うもので、出来れば大きめのスポンジの方が作業がはかどるでしょう。

脱衣場を暖房器具で温める。

今では当たり前ではありますが、脱衣場を暖房器具で暖めます。

そうすると、風呂から上がった時は暖かくヒートショックの予防にもなります。

それともう一つ、脱衣場が寒いとその冷気が風呂場の出入り口のドアから入ってくるので、脱衣場を暖めると、少なからず浴室の温度低下を防いでくれます。

小型石油ファンヒーター

私が使っている脱衣場専用の小型石油ファンヒーターはこの様なタイプです。

風呂の中での掛け湯が意外と暖かい!

最後にわたしが風呂上り前にやっている方法です。

基本的に我が家は、半身浴程度のお湯の量です。←お湯は熱めですが。

でも、寒くなるとお湯から出ている上半身がちょっと寒い。

そこで「熱い風呂に肩まで長時間浸かっている状態」になるほど温かくなる方法があります。

その方法とは、「浴槽の中で行う掛け湯」です。やり方をご説明します。

  1. 風呂の温度は熱めの41~42℃にし、風呂に浸かります。お湯の量はみぞおち位です。
  2. 左右どちらでもいいので、心臓に手のひらを当てます。←心臓に負担がかからないようにやってます。
  3. そして、もう片方の手で掛け湯用の桶を使って肩から腕までまんべんなくお湯を30回ほどかけて終了です。

後は、シャワーをさっと浴びて風呂から上がってください。

この時に、お風呂の洗い場で完全に体を拭いてから上がると、さらに効果的です。

この方法の理屈は良く分からないのですが、たぶん摩擦熱によるものかなと思ってます。←ここ信用しないで下さい。

「滝行」をする人も、「滝行よりもただ冷たい水に浸かっているだけの方が寒い」とテレビで言っていたのでそうかなと思ったんです。

半身浴は体に負担がかからないし、少ないお湯で温まることができるので、一石二鳥ではないかと。

以上の事をするかしないかで、冬のお風呂の快適さがまるで違ってくるので、一日の疲れをとる風呂場を「修行の場」にしないようにしましょう。

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