風呂の脱衣場専用に小型の石油ファンヒーターを買ってみた
冬になると我家では、ヒートショック対策として風呂の脱衣場に石油ファンヒーターを置くようにしています。
今までは風呂の時間になると他の部屋のファンヒーターを使いまわしていましたが、どうにも面倒になってきたので脱衣場専用の小型石油ファンヒーターを購入する事を決めました。
それで今回購入したのがこのダイニチのブルーヒーターFW2517Sと言う商品です。
脱衣場に置くにはちょうど良い大きさでしたが、良いところや不満なところもあったのでレビューしたいと思います。
目次
購入したファンヒーターの特徴
寸法は、幅321×奥行311×高さ393mmで非常にコンパクト。
タンク容量は3.5Lで持ち運びも軽いです。
気になる着火時間は、予熱なしで約40秒というスピード着火。
その他の機能として、チャイルドロック、24時間タイマー、ecoおまかせモード等があります。
暖房の目安は、木造で7畳、コンクリートで9畳となっているので、脱衣場だけでなくワンルームのアパートでも十分使える性能です。
ファンヒーターの良いところと悪いところ
良いところ
とにかくコンパクトで軽いのが特徴で、本体重量だと、約6.8kgの軽さです。
灯油を満タンに入れると10kg程度にはなるのですが、他の9~12畳のファンヒーターだと9kg弱あり、灯油を入れると14kg程になってしまいます。
給油窓が大きくて見やすいので、間違ってこぼれる事はほぼないと思います。
着火時間も予熱なしで約40秒と言う速さで、寒い冬の朝や脱衣場で何か作業をしたい時もすぐに部屋を暖める事ができます。
タンク容量が3.5Lと小型で軽く、持ち運びも楽。
価格はダイニチの小型ファンヒーターが¥12,780、コロナの同じ小型タイプのファンヒーターだと¥14,380で、ダイニチの方が安くなっています。
悪いところ
このファンヒーターの最大の欠点は、この「給油汚れんキャップ」ではないでしょうか。
確実に手が汚れます。
使用回数を重ねるとキャップに灯油が付き、乾いたとしても匂いは手に付くので給油する時は給油用の手袋が必要です。
我が家は最近まで、ずっとコロナの「よごれま栓」を使っていたので、このタイプのキャップは今の便利な時代にそぐわない様に感じられますが、ワンタッチ式と違い灯油が「バッシャーン」と溢れる事故が無い安心感はあります。
まあ、慣れればそんなものかなと思いますが、小型ファンヒーターの購入を検討している方で手を汚したくないという方は、コロナ製の「汚れま栓」を選んだほうが良いと思います。
そこまで気にしないという方は、価格が安いダイニチでも良いのではないでしょうか。
脱衣場で石油ファンヒーターを使用するときの注意点
脱衣場で石油ファンヒーターを使用するときの注意点として、換気をせず長時間使用してはいけないということ。
換気をしないで石油ファンヒーターを使い続けると、部屋の中の酸素が少なくなって不完全燃焼をおこし、一酸化炭素中毒になってしまう恐れがあるからです。
洗面所の広さは、せいぜい1.5~2畳の広さなのですぐに温まりますが、換気もその分頻繁に行わなければなりません。
使い方としては、風呂に入る時にスイッチを入れ、風呂から上がって着替えたら消す。設定温度は、最低にしておくと、燃焼に使う酸素の量も少ないので安心だと思います。
また、脱衣場の換気扇を回しておけば更に安心ですね。