缶コーヒーを長時間保温する方法!3つの方法で温度を比較してみた!
皆さんこのような悩みをお持ちではないでしょうか?
・コンビニで購入した温かい缶コーヒーを保温したい。
・熱々に温めた缶コーヒーを保温しながら飲みたい。
・箱買いした安い缶コーヒーを温めて目的地に持って行き、保温しながら飲みたい。
缶コーヒーが好きな方は、冬になると少なからずこのような悩みを持っています。
本記事では、以前に紹介した缶コーヒーの保温方法で、実際に温度を計測。そして、その方法を超える簡単で保温効果の高い方法をご紹介したいと思います。
筆者の経験
毎年冬になると自動販売機で、割高な缶コーヒーを買い続ける事に疑問を感じ、どうしたら安く温かいコーヒーを外で飲めるかを考える様になる。そして、ついに寒い時期に外で温かい缶コーヒーを格安で飲む方法を確立!
こういった私が解説していきます。
目次
1.以前に紹介した缶コーヒーの保温方法で、実際に温度を計測。
以前に紹介した缶コーヒーの4時間後の温度を測っていなかったので、実際に測ってみました。
測定の条件ですが、室温は開始が1℃、4時間後が4℃で建物の日の当たらない場所に4時間放置しました。
開始は、室温が1℃
4時間後の室温は、4℃
この条件で4時間後の温度を測ると38℃で、思っていたよりも低い温度だったことに驚きました。
この保温方法で外に持ち出したときは自分のカバンに入れ、なおかつ車の日の当たるところにカバンを置いていたので熱々をキープしていたのかもしれません。
では、自動販売機の缶コーヒーはいったい何度なのでしょう?実際に測ってみました。
自動販売機から出した直後の缶コーヒーの温度は48℃でした。初代の保温方法でこの測定条件の場合、自動販売機の温度を超えることはできませんでした。
2.新しく2つの保温方法で缶コーヒーの温度を検証!
もっと温かく、簡単な方法で缶コーヒーを保温できないかを考えた結果、新しく2つの方法を考案しました。
- 100均で購入した発泡スチロールとホームセンターで購入したアルミ保温シートの組み合わせ
- 同じく100均で購入した発泡スチロールとホームセンターで購入したカネライトフォーム断熱材の組み合わせ
その1:100均で購入した発泡スチロールとホームセンターで購入したアルミ保温シートの組み合わせ
100均で購入した発泡スチロール
ホームセンターで購入した、アルミ保温シート。
缶コーヒーと同じ高さにカット。長さは70㎝です。蓋は適当な大きさにカットしました。
ホームセンターで購入したアルミ保温シートを缶コーヒーの高さに切り、適当に丸めたアルミ保温シートで発泡スチロールと缶の隙間を埋めます。
最後に蓋として、アルミ保温シートを2枚重ねます。
測定の条件ですが、室温は開始が1℃、4時間後が2℃で建物の日の当たらない場所に4時間放置しました。
結果は48℃で、自動販売機と同じ温度をキープできました。
その2:100均で購入した発泡スチロールとホームセンターで購入したカネライトフォーム断熱材の組み合わせ
使用したカネライトフォーム断熱材は、厚さが30mmのタイプと、20mmのタイプのものを使用しました。
これは以前、DIYでリンクで使用した断熱材の余りです。
これも高さは缶コーヒーと同じ高さで切っています。
ここでも、缶コーヒーの温め方は以前の温め方と同じで、強火で沸騰させ水が沸騰したら弱火にして5分そのままにしておきます。詳しくは、缶コーヒーを温かいまま仕事に持って行こう!をご覧ください。
温まったら缶コーヒーをセットして、厚さ30mmの内蓋をかぶせて、発泡スチロールの蓋をかぶせて完了です。
測定の条件ですが、室温は開始が1℃、4時間後が3℃で建物の日の当たらない場所に4時間放置しました。
結果は57℃で、最高温度を叩き出しました。
おそらく室温が10℃近くの場所だともっと温かい温度をキープできることは間違いありません。
初代の保温方法で4月頃に外で飲んだときには、熱くて缶に唇を付けられないほどだったので、かなりの高温を期待できます。
3.どうすれば寒い時期に温かい缶コーヒーを、場所を選ばず楽しむことが出来るか?
その1:現地まで、箱買いした格安の缶コーヒーを温めて持って行く。
これは、冒頭で紹介した缶コーヒーを保温する方法で、現地や職場に持って行きます。
今のところ、ここで紹介した発泡スチロールとカネライトフォーム断熱材で保温する方法が最も、高温を保つ方法となっています。
その2:職場で冷たい缶コーヒーを温める方法。
缶コーヒーを最も早く温める方法としては、湯煎が最良の方法だと思います。
片手鍋で湯煎する方法や、熱湯と大きめのマグカップがあれば簡単に湯煎することが出来ます。詳しくは、缶コーヒーを温かいまま仕事に持って行こう!をご覧ください。
市販の缶コーヒーを温める家電もありますが、時間もかかりそれ程温度も上がりません。
このような家電は、温かい物をさめにくくする保温専用と割り切りましょう。
保温する家電にはこのようなものがあります。
その3:温かい缶コーヒーを温かいまま飲む方法。
どんなに温かい缶コーヒーでも飲む場所が寒ければ、冷えるのも早くなります。
そこで、温めた缶コーヒーを家電を使わず保温しながら飲む方法があります。
この商品は保冷専用のホルダーで350ml缶用で通常の缶コーヒーサイズではスポスポで使えませんが、断熱材で適度な高さまで底上げし、ここで紹介したアルミ保温シートを数回巻き、回りの隙間を埋めてあげれば使用可能だと思います。
このホルダーに缶コーヒーを入れて飲むと暖かさをキープしてくれるので、これ一つあるとオールシーズンで缶コーヒーを場所を選ばす楽しむことが出来るでしょう。