洗濯物を部屋干しで早く乾かす干し方と、除湿機の効果的な使い方
梅雨や雨の日、冬などは洗濯物が乾かない。また、花粉も色々な種類のものが、春から秋まで長期間飛び交っているので、外で干せない日が1年を通して結構あるもの。
アレルギー体質の方なんかは、外で干せる日の方が逆に少ないのではないでしょうか。
部屋干しは乾きにくいと言いますが、早く乾く干し方と除湿機を効果的に使えば早く乾くのです。
それに洗濯物を部屋干しすると、花粉やほこりもほとんど付くことがないので衛生的です。
そこで今回は、梅雨や冬など外で洗濯物を干せない時に、部屋干しで早く乾かす干し方と除湿機の効果的な使い方をご紹介します。
目次
部屋干しは、除湿機を使って効果的に乾かそう!
部屋干しをする時というのは、冬や雨の降っている時など洗濯物が乾きにくい天候に付け加えて、狭い空間で洗濯物を干す事になります。
そのような時は、当然湿度も高い事が多いので、除湿機を使う事が前提となります。
除湿機を使って洗濯物を乾かす手順は、以下の通りです。
- まず夜に洗濯をします。
- 次に狭い部屋や洗面所、脱衣場など仕切る事の出来る場所で洗濯物を干し、除湿機をかける。
- 最初は4時間位タイマーをかけて運転し、乾き具合をみる。
- 次の日の夜までに乾くようにタイマーを調整していく。
理想は、除湿機を使って夜の間にある程度乾かしておき、日中から夜にかけて完全に乾かすというパターンです。
私の場合ですと、冬だとごつい服は2日ほどかかりますが、生地の薄い服だと1日で乾いてしまいます。
また、なぜ夜に洗濯するかと言うと、割安な夜間電力で除湿機を動かしたいからです。
除湿機は結構電力を消費するので、夜の10時以降に運転するようにしましょう。
気温が高くなってきたなと思ったら、除湿機を使わず以下のポイントを参考に部屋干してください。
早く乾かすポイント
洗濯物を早く乾かすには、いくつかのポイントがあります。このポイントを押さえておくだけで何もしないより早く洗濯物を乾かす事ができるので、ぜひ実践してみて下さい。
除湿機の風が直接洗濯物に当たるように設置する。
除湿機の風が直接洗濯物に当たると間違いなく乾き方が早いです。乾きにくい衣類を中心に風を当てると良いでしょう。
洗濯物を干す間隔を広くする。
干してある洗濯物の間隔広くして風通しを良くするだけで、間の湿った空気が早く出ていき、乾く時間が早くなります。
新聞紙をハンガーに掛け洗濯物の間に吊るす
ズボンなどを挟むタイプのハンガーに新聞紙を一枚吊るし、それを洗濯物の間に入れていきます。
この時、新聞紙と洗濯物はなるべく触れないようにするのがコツです。
新聞紙は湿気を良く吸い取ってくれるので、新聞紙の数が多いほど洗濯物が早く乾きます。
新聞紙を沢山吊るすのは面倒ですがこれはかなりの効果があり、新聞を吊るした時とそうでない時の差は歴然です。
靴下はなるべく棒に掛けるようにして乾かす
靴下などは場所を取らないという理由から、洗濯バサミが付いた靴下ハンガーを使用する方も多いのですが、水分が下へ下へと移動するので、どうしても一番下の方が乾きが遅くなります。
この様に突っ張り棒の隙間を見つけて、写真の様に二つ折りにぶら下げて干します。
この様に干すと水分が二か所に分散されるので、その分乾きが早くなるという事です。
靴下の数が少ない時や早く靴下を乾かしたい時は、靴下を早く乾かすハンガーを針金ハンガーで簡単に作る事ができるので一度試してみて下さい。
先に干してある洗濯物と次に干す洗濯物をなるべく離す
先に干してある洗濯物と次に干すものを近くに吊るすと、先に干してある洗濯物が乾きかかっているのに後から来た水分量の多い洗濯物の水分を吸ってしまうので、乾きが遅くなってしまいます。
先に干した洗濯物は後から来た洗濯物と出来るだけ離すか、別の空間に移動すると余計な水分を吸わないので乾きが早くなります。
干す条件次第では、サーキュレーターはあまり意味がない
こんなことを書くと語弊になってしまいますが、洗濯物を干す条件によってはサーキュレーターはあまり効果がありません。
特に私の住んでいる北陸では、冬でも湿度が高めです。
部屋のような狭い空間で、湿度が高く冷たい空気をいくら送ったところで、ほとんど変化がありませんでした。
しかし太平洋側の様な空気が冷たくても、乾いた空気ならばサーキュレーターも効果があるのではないでしょうか。
湿度計を見ながら判断するといいでしょう。