車のフロントガラスの凍結を溶かす手順
冷え込みが厳しくなる季節の悩みと言えば、朝の車のフロントガラス凍結です。
間違った方法で氷を解かすと、フロントガラスにダメージを与える事もあるので注意が必要です。
今回は、車のフロントガラスを簡単に溶かす方法と手順についてご紹介したいと思います。
凍結が比較的薄い場合は2Lのペットボトルにお湯を入れて持って行こう!
雪が積もってなくて凍結の厚さが比較的薄い場合は、2Lのペットボトルに40°cくらいのぬるま湯を入れて持って行きます。
まず車のエンジンをかけフロントガラスにヒーターを当てます。(この時ドアも凍結している場合がありますので、ドアにもお湯を少し掛けると簡単に開きます。)
次にワイパーを動かします。
動いているワイパーに気を付けながら、少しずつお湯を掛けていきましょう。
ワイパーを動かすことによって、寒さが厳しくても掛けたお湯が凍結する事がなくなります。
雪が積もって凍結している場合の溶かし方
たまにではありますが雪が薄く積もって凍結している場合があります。
こんな時にお湯を掛けてもなかなか解けてくれません。
そこで使用するのがスクレーパーです。
最初に車のエンジンを始動し、フロントガラスにヒーターを当てます。
スクレーパーでフロントガラス表面のガリガリ雪を削っていきます。少々薄い氷が残っていても大丈夫。
そして、ワイパーを動かします。
最後に、お湯を少しずつ掛ければ氷が溶けていきます。
熱いお湯を掛けてしまうと、フロントガラスが割れる事も
よく溶けるのが早いと熱いお湯を掛ける方がいますが、止めた方が無難です。
小さくてほとんど見えないようなキズがフロントガラスに付いている場合、凍結したフロントガラスに熱湯を掛けると割れてしまう事があります。
早く溶かしたい気持ちは分かりますが、乗用車のフロントガラスを1枚交換すると約7万円~9万円も費用がかかってしまうので注意しましょう。