初めてヘナを使ってみた!ヘナの効果と染め方を検証!
歳を重ねると多くの人、特に女性の悩みは白髪が増えて老けて見えるという事ではないでしょうか。
男の私でさえ白髪がすごく気になるし、老けて見られたくありません。
そんな白髪の悩みを解消してくれるものが、自分で手軽にできるヘアカラーです。しかし、このヘアカラーには、ジアミンという化学染料が入っていて髪にも体にも悪いのです。
今回は、髪や体にも優しいと言われるヘナについての効果と染め方、についてご紹介したいと思います。
目次
市販の白髪染めでアレルギーが出てしまい、ヘナを使う事に
市販の白髪染めを使い始めて1年ほどでしょうか、最初はパッチテストでもアレルギーの反応は出ていなくて、ほとんどかゆみが無く髪の毛も黒く染まっていました。
染める頻度は2ヶ月に3回程度で、当然髪の毛はカラー剤の影響でごわごわです。
ところが1年ほど経ってから、だんだん白髪染めをした直後から頭皮が異様に痒くなるようになりました。
もしかしてと思い色々調べてみると、同じアレルギー症状の人達が沢山いる事に気付き、化学染料を使ったヘアカラーの毒性がすごいということを初めて知りました。
そんなに毒性が強い事を知ると、もうヘアカラーは怖くて使う事ができません。そこで行きつけの美容室でそのことを相談すると、100%植物性のヘナがいいと教えてもらい早速調べてみる事に。
白髪の染まり具合が黒に近く、100%植物性のヘナを探し数あるヘナの中から選んだものがこれです。
ナイアードが販売しているヘナ+木藍(モクラン)という商品です。
植物性100%のヘナなのに意外なほどの効果あり
植物性100%と聞くと本当に染まるのか?と思ってしまいます。髪質によっては染まりやすい髪と染まりにくい髪があるようですが、髪の毛が太くて硬い私の場合は良く染まったので効果がありました。
ヘナで染めている時に、誤ってペーストをテーブルに落としてしまい、拭き取った時は何ともなかったのですが、しっかり水拭きしなかったせいか、次の日に見てみると見事にブラウン系に変色していたのでびっくりです。
ヘナと木藍の二度染めをするのが一般的らしいですが、私は面倒なので一度に染める事ができるブレンドしたものを選びました。
ヘナだけでは、白髪がオレンジのような色になってしまいますが、木藍(インディゴ)がブレンドされていると回数を重ねるごとに黒茶系に染まってきます。
自分の満足する色に染まった後は、髪の毛が伸びてできた白髪だけを部分的に染める事ができます。
イメージとしては、毎回髪全体を白髪染めするのではなく、全体染め→部分染め→全体染め→部分染めの繰り返しが良いのではないかと思います。
ヘナの染め方と使い方のコツ
ここでは、「ヘナ+木藍」の標準的な染め方と用意する道具、染める時の要点などをご紹介します。
用意するもの
- ヘナパウダー
- 計量器又は計量スプーン
- 計量カップ(水を量るため)
- ゴム手袋(フィットタイプ)
- お湯(約45℃でお風呂より少し熱め)
- スプーン(大き目のスプーンが混ぜやすいです)
- ボウル(大き目の方が作業しやすいです)
- 新聞紙(新聞紙を広げてその上で作業し、汚れたものも置く事ができます。)
- 乾いたタオル2枚(最初に頭を濡らした時に拭く時に1枚、保温用に1枚)
- 前ボタン式の汚れてもいい服
- 保温用アルミキャップ
- ティッシュ(箱ごと)とティッシュを切ったもの(3cm程の幅に切っておく2~3枚)
- クリーム(肌に色が移るのを避けたい方)
- ケープ
- ヘアダイブラシ
染め方
ここでご紹介する方法は私のやり方で、風呂に入る前に染めるやり方です。
- 最初に用意するものを全部揃えます。
- 新聞紙を広めに敷きます。(6枚ほど)
- 上半身全裸になり、前ボタン式の汚れてもいい服を着用します。
- ケープを着用します。
- ここで初めて、ヘナパウダーをお湯で溶かし、ペーストをつくります。(固さはマヨネーズ状)
- 髪に塗り込みます。この時、髪の毛を揉むように塗り込み奥や隙間にいきわたるように塗ります。ロングヘアーの方は、ペーストを塗った髪を頭の上部でまとめていきます。
- 生え際やもみあげ、こめかみなどの白髪に気になる部分は、ペーストをたっぷり塗り、用意したティッシュで押さえます。
- 全て塗り終えたら、ゴム手袋は端のほうをつかんで裏返して外しましょう。
- ペーストを塗った上から乾いたタオルを巻き、タオルの上から直接ドライヤーで2~3分温めます。
- タオルの上から保温キャップをかぶり、1時間待ちましょう。この待ち時間の間に使った道具を片付けたり、読書やネット、撮り溜めたドラマなどを見るのもいいと思います。有意義に過ごしましょう。
- 1時間経ったら、風呂に直行です。ペーストをしっかり洗い流し、シャンプーをして終了です。
ナイアード「ヘナ+木藍」の染め方動画
染める時の要点
- 使用するゴム手袋は、指先にだぶつきが無くフィットしたものがペーストを塗りやすい。
- 計量スプーンの大さじが何グラムあるか量っておくと便利です。
- 熱湯でヘナパウダーを溶かすと、木藍の発色がうまくいかずに暗い色が出なくなるそうです。
- ヘナを溶かす際に使用するスプーンは、大き目の金属製のものが混ぜやすい。
「ヘナ+木藍」で白髪染めをするメリットとデメリット
メリット
- 頭皮や髪に優しい
- 入浴前に手軽に部分染めができる
- 髪が健康になる
- 値段が安い
- はげるリスクが減る
デメリット
- 時間がかかる
- 独特のにおい(3日程匂いが残る)
- 染められる色が少ない
- 髪の質によって色の出方が違ってくる
- 植物アレルギーが出る場合がある
- パーマがかかりにくくなる場合がある
- 色が濃くなるまでに数回重ね染めが必要
ヘナの染まり方を良くするコツ
ヘナの色を髪の毛に定着させるには、ペーストを塗った後の保温と乾燥防止が大切です。
私がヘナを使いだして冬になり気温が下がってくると、どうも色が濃い部分とそうでない部分が出る様になってきました。
ドライヤーをあまりかけないのが原因かと思いつつも、そんな長時間ドライヤーをかけるもの結構大変な作業です。
そこで石油ファンヒーターに頭を向けてあお向けに寝ころび、20~30分程頭を温めてみました。
すると髪の毛を洗い流した後の、色の定着具合が良くなった事に気付いたのです。
色の定着が良くなった分、色の持ちも数日間は良くなりました。
白髪染めの頻度
私が白髪を染めるのは、2週間に1回と決めています。
大体染めてから2週間すると色が落ちてくるので、仕事が休みの前日に染める様にしています。
染めてから3日はリンスやトリートメントができず、髪の毛がゴワゴワで匂いも残っているので、イベントや行事ごとなどの数日前に染める事もあります。
通販で買えるおすすめのヘナカラーと便利な道具
便利な道具
ヘナカラーは、私が「ヘナ+木藍(モクラン)」を使っていて、私の妻が「ヘナ+10種のハーブ」を使っています。
「ヘナ+10種のハーブ」の染まり方は、黒髪の方はそのままの色で白髪部分がオレンジ色に染まり、全体としてみると薄い色の茶髪の様な感じに染まり全然違和感はありません。
全くの黒髪よりも全体に少し明るくなるといった感じだと思います。