夏は口臭がきつくなる!?夏になる前に対策を!
皆さんは夏になると体臭もさることながら、口臭もきつくなる事をご存じでしょうか?
口臭と言えば「歯周病」を思い浮かべると思いますが、歯周病ではない人も夏は注意が必要です。
夏になる前に歯周病の人も、そうではない人も口臭がきつくなる原因、対策、予防をチェックしておきましょう。
夏に口臭がきつくなる原因は、唾液が少なくなるため
新鮮な唾液には酵素が沢山含まれていて、臭いを発生させる細菌の働きを抑えてくれます。
しかし夏は汗が沢山出てしまうので、当然唾液が少なくなってきます。すると、口の中の嫌気性の細菌が増えてしまうので、口臭のレベルが上がってしまうのです。
歯周病や虫歯、歯石、歯垢などの様な歯科的問題がある方は、さらに臭いが増加する事が考えられます。
臭くなってしまった時の対策は?
体の健康状態やストレスなどで唾液が少なくなることは誰にでもあります。もし、口の中が乾いていると感じた時の対処法を考えてみたいと思います。
1.水分を補給する。
2.飴やガムなどで唾液の分泌を促す。
3.舌の体操で唾液の分泌を促す。
4.ココアを飲む。ココアのポリフェノールは、紅茶の3倍。
5.口呼吸をしていないかを確認する。
3.の舌の体操のやり方は、舌の先で舌の付け根を刺激すると唾液が出やすくなりますので、試してみて下さい。
唾液が少なくならないようにするには(予防編)
次の事を心がける事で、唾液が少なくなることを予防する事ができます。ぜひ実践してみて下さい。
1.睡眠を多くとり、体調を整える。
2.毎日規則正しい生活習慣を心がける。
3.こまめに水分補給を行う。
4.日常的に口呼吸になっていないかを確認する。(←かなり重要です。)
5.ガムや飴を常に持ち歩く。
6.コーヒーやアルコールなどの利尿作用のある飲み物を避ける。
口臭のある人の8割は、口の中に何らかの原因があると言われていますので、まずはそこを治すことが先決ではないでしょうか。