金沢城公園の玉泉院丸庭園を初散策!
私は、石川県在住でありながらまだ金沢城公園に新しくできた玉泉院丸庭園に行ったことがなかったんです。
そこで、息子が金沢城リレーマラソンに出るというので、一緒に金沢城公園に行ってきました。
玉泉院丸庭園へ行くには、沢山の入口がありますが、私が入った場所は合同庁舎前にある玉泉院丸口という入口で、金沢城公園の外周道路からすぐに庭園に行ける入口です。
ここが写真の現在位置です。
入口は緩めのスロープになっているので、車いすの方でも玉泉庵まで行って庭園を眺める事ができます。
ボランティアガイドを利用する場合の受付場所は、石川門の入口休憩所なのでここも注意が必要です。
開園時間は、7:00~18:00まで(短くなる時期があるので注意!)ですが、玉泉庵を利用する場合は、9:00~16:30(最終受付16:00)となっているので注意してください。
この建物が玉泉庵です。おもむきがあり、庭園に馴染んでいる感じがします。
玉泉庵の前には、トイレもあります。
正面から見たところです。ここは無料で入ることができ、中から庭園を見る事ができます。
玉泉庵から庭園を眺めたところです。
早速庭園を散策してみたいと思います。
この唐傘すごく手の込んだ作りになっています。
中島には行くことができないようになっています。真ん中に人が歩いていたら風景を楽しむことができないので、よく考えられています。
木陰もあって散策するにはいい感じになってます。
坪野石を使った石垣です。坪野石とは、金沢市の南東部にある坪野町で産出された黒灰色の石だそうで、非常に硬く江戸時代には前田藩が藩専用の石として使っていたそうです。
ライトアップ用のライトが点在しています。
庭園内に流れる段落ちの滝です。
何とも綺麗な石垣です。
隙間がなく、きれいな直線です。石を1個積むのに相当時間がかかったのではないでしょうか。
この石垣は、色紙短冊積石垣(しきしたんざくづみいしがき)という石垣で、色んな形の石が組み込まれた意匠的な石垣です。
ちょっと分かりづらいかもしれませんが、上部のV字形の石樋から水が流れ落る滝だったそうです。
上から見た庭園内です。
階段を上って行くと二の丸広場に行くことができます。
二の丸広場から歩いて来たところの入口です。
二の丸広場から眺めた五十間長屋です。今回は時間がなかったので行くことができませんでした。
また庭園内に戻り散策路を道なりに進むと、なにやら風流な船小屋がありました。
これで、園内を1周したわけですが、ゆっくり眺めながら一回りしても10分程度ではないでしょうか。
夜のライトアップもされているので、デートで散策するのも良いかと思います。
ライトアップ点灯開始時刻(目安)
時期 | 開始時刻(目安) |
---|---|
春 | 18:00〜19:00頃 |
夏 | 19:00頃 |
秋 | 17:00〜18:00頃 |
冬 | 17:00〜17:30頃 |
金沢に訪れた際には是非兼六園とともに、寄ってみてほしい庭園です。