自動車のバッテリー充電器をサクッと1台だけご紹介!
先日悩みに悩んだ末、購入した自動車用のバッテリー充電器OMEGA PRO OP-0002が届きました。
想像していた大きさとは違い、非常にコンパクトです。
今日はこのバッテリー充電器を選ぶ時のポイントについて、ご紹介していきたいと思います。
バッテリー充電器を探している人の中には、電気関係はあまり得意ではないし、機種も色々あるのでどれを選んだらいいか分からない、という方も中にはいらっしゃるかと思います。
自動車用の充電器なら安い物でも十分だろうという安易な考えでは、「安物買いの銭失い」になりかねません。
現に私もそうでした。幸い電気関係の知り合いがいたので色々と教えてもらい安物を買わずに済んだのですが、周りに詳しい人がいない場合は非常に困ってしまします。
でも、高い充電器を買っておけば間違いないだろうという考えも、無駄になってしまします。
肝心なことは、自分が現在使っているバッテリー、これから使うであろうバッテリーの大きさも少し勉強して、そのバッテリーに合う充電器を買っておけば末永く使えるのではないかという事です。
その他にも購入するに当たり注意すべき点、これだけは欲しい機能などもありますので、最低限おさえておきたいポイントをまじえて、私の購入したバッテリー充電器をご紹介したいと思います。
目次
バッテリー充電器を選ぶ時のポイント
1.バッテリー形式の見方
まず、自分の使用しているバッテリーがどの様な性能なのかを知らなければ、充電器を選ぶ事ができません。
そこで、私の軽自動車を例にして説明したいと思います。
バッテリーには、このような数字やらアルファベットやらが必ず書いてあります。
この車の場合46B19Lというバッテリー形式になっているのが分かりますね。
ここでバッテリー形式の意味を説明します
私のバッテリーの画像を図にするとこの様になります。
まず、46B19Lの46というのは性能ランクのことを表しています。一般的に言うとバッテリー容量の事で、この数字が大きいほど性能が高いという事です。
次に46B19LのBというのは、バッテリー本体の短側面の幅と高さの区分を表しています。
B→D→E→F→G→Hという順番で幅と高さが大きくなっていきます。
次に46B19Lの19です。これは、バッテリー本体の長側面の長さを表しています。
19だと長さが190mmという事です。
最後に46B19LのLです。これはバッテリーの端子を手前にした時に、マイナス端子が右(R)か左(L)にあるかという事を表しています。
私のバッテリーの場合、端子を手前にして置いたときにマイナス端子が左(L)になるので、Lとなっています。
2.バッテリーの容量に合った出力の充電器を選ぶ
先ほど、バッテリーの容量は私のバッテリーの場合、46B19Lの46がバッテリー容量(性能)になるとご説明しました。
後で説明いたしますがバッテリー容量がB19の場合、充電電流選択は3~4Aになります。
また、トヨタ車のクラウンの場合のバッテリー容量は、寒冷地仕様でD23になっているので充電電流選択は5~6Aになります。
よって、軽自動車とクラウンほどの車をお持ちのご家庭は、3~6Aが使えるバッテリー充電器があればよいという事になります。
ここで、おすすめしているバッテリー充電器の充電電流選択は、2A、6A、10A、12A、15Aまで対応しています。
3.過充電保護機能
バッテリーは必要以上に充電(過充電)をしてしまうと、バッテリー液が蒸発する事による液の減少やバッテリーそのものの寿命が短くなったり、ガスが発生して最悪の場合、爆発してしまう事もあります。
過充電保護機能が付いていれば、必要以上に充電されることがないので電源をつないだままにしていても安心という事です。
4.安全装置
誤接続保護機能
充電クリップの接続をプラス端子とマイナス端子を逆に誤接続した場合に安全装置が作動し、充電器の故障を未然に防いでくれる機能です。
ショート(短絡)保護機能
この機能があれば誤ってショートさせてしまった場合でも、保護回路が働き充電器の動作をすぐに停止してくれます。
スパークレス機能
バッテリーに充電クリップを接続するときに火花が出ないようになっています。
バッテリー容量と充電電流値
実際にバッテリーの容量に対しての、充電電流値が決まっていますので、この表を見て参考にして下さい。
サイズ | 容量(5HR) | 普通充電 | 急速充電 |
---|---|---|---|
A19 | 21~24 | 2~3A | 15~20A |
B19 | 28~30 | 3~4A | 20~25A |
B24 | 36~40 | 4~5A | 25~30A |
D20 | 40 | 4~5A | 25~30A |
D23 | 48~52 | 5~6A | 30~35A |
D26 | 52~55 | 5~6A | 30~40A |
D31 | 60~72 | 6~7A | 40~45A |
E41 | 88~92 | 8~9A | 50~60A |
F51 | 96~120 | 10~12A | 65~80A |
G51 | 120~140 | 12~14A | 65~80A |
H52 | 160 | 16A | 90~120A |
尚、バッテリーの充電は簡単ですが非常に危険な作業です。充電の際には、注意事項を十分読み説明書通りの手順で、作業を行ってください。